こんにちは。しーちゃん家族です!
早速ですが、私達が注文住宅を建てる際にこだわったことの1つが、
大型犬と暮らす家作り!です。
犬を飼われている方で特に大型犬を家族として迎え入れている方、
もしくは家を建てたら犬を飼ってみたいと思っている方にとって、
犬と暮らす家作りは興味があるポイントの1つではないでしょうか。
そんな今回のテーマは大型犬と暮らす家作りについて
実際に私達が建てた家とも比較しながらお話します。
この記事は
①現在大型犬を飼っている方
②これから大型犬を飼いたい方
③大型犬にとって快適な家に住みたい方
④今住んでいる家でも活かせる内容が知りたい方
に当てはまる方に特にオススメです。
①大型犬の特徴は?
大型犬を飼っている方だれもが一度は経験したことがあるような内容ばかりだと思いますが、
下記に記載している内容は犬のための家作りにおいてとても重要なことだと思っているので、
まずはその特徴についてお話します。
・気温や室温(特に暑さ)の影響を受けやすい
真冬や大雪でも外に出たがる様子や、寒いのにわざわざ玄関のタイルや冷たい床で
寝ている姿は大型犬を飼っている方にとってアルアルではないでしょうか。
理由は、犬は汗をかかない動物で体中を体毛で覆われいるため、体温調整がとても難しく
気温や室温の影響、特に暑さの影響を受けやすい生き物だからです。
ましてや雪国原産が多い大型犬の体毛や2重構造になっていることが多いため、
人間で例えるならば一年中冬用アウターを着て過ごしているようなものです。
つまり、寒さに強い環境で生きてきたほとんどの犬種にとって夏の暑さだけではなく
冬の暖房でも暑く感じてしまう!
・足腰の負担が大きい
大型犬によくある疾患として股関節や肘間接などの形成不全がありますが、
その多くは毎日の生活の中で抑制できる場合もあります。
犬は人間のように靴を履いたりしないため、歩くときは肉球が床に接しています。
元々自然界の険しい地面で生活していた犬にとって、キレイにコーティングされている
フローリング床はとても滑りやすく常に力を入れて歩かなければいけません。
ましてや体が大きい犬はもろに滑りやすさの影響を受けやすいです。
また、日本住宅は段差が多い傾向があります。これも犬にとって前脚や腰の負担が大きいです。
つまり、日本の住宅の多くは犬にとって滑りやすいため足腰への負担が大きい!
・運動量が多い
大型犬は一日に1~2時間程度の散歩だけではなく、週に1~2回自由に走れる環境が
望ましいとされています。
また、大型犬パピー期は庭などで自由運動をさせるように指導するブリーダーさんも多いです。
つまり、大型犬の運動量にあった環境が近くにある、なければ庭などでカバーしないといけない!
・吠えた声が大きい
小型犬のように高い声でキャンキャン吠え続けるうるささはないですが、
一回一回の声の太さや多きさは比になりません。
また、大型犬のルーツは番犬などの家庭犬が多いため、部外者に対して警戒しやすいです。
つまり、犬が家の外を見れない落ち着ける環境を作ることも大切!
・洗うのが大変
簡単に抱きかかえることができ、洗う場所も選ばない小型犬とは違って、
散歩で汚れた脚や定期的なシャンプーをするだけでも時間と体力を使います。
つまり、犬の清潔を保つための水回りの工夫が必要!
②①をふまえて注意するポイントは?
それでは、上記でお話した大型犬の特徴を家作りにどのように反映すればいいのか、
1つ1つ具体的に説明していきます。
・空調設備を活かすことができる家を!
大型犬が生活するリビングや部屋は基本的に夏の暑さ対策を重視して考えた方が無難です。
特に、リビングが広すぎたり、吹き抜けなどで2階と繋がっていたりする場合は、
エアコン1台の力では室温が下がりづらい傾向があります。
たしかに吹き抜けはオシャレで開放的に見えますが、大型犬がいる場合は
避けた方が無難だと思います。
もし、吹き抜けを希望する場合はエアコンではなく、全館空調設備の導入を検討することを
オススメします。
また、大きな窓が複数あるだけでも断熱性が低くなるため、2重窓やトリプルガラスなど
グレードアップも候補に入れてみてはいかがでしょうか。
・段差が少なく活動範囲がコンパクトな導線を!
土地に余裕があれば階段がない平家をオススメします。
また、玄関ステップを可能な限り複数段にしたりスロープを導入することもオススメします。
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・滑りにくい床材や家具を!
犬のために滑らないようにコーティングされた床材や、粗相をしても綺麗に拭き取れる床材など
各社から商品が出ていますが、ハウスメーカーでは標準装備ではなくオプションの場合が多いです。
標準だと金額が上がることはありませんし、余裕があれば家全体をオプションの犬用床材にすることも
できますが、我が家のように玄関周りとリビングキッチンのみ犬用床材を使い、その他は吸着マットを敷きコストを抑えるのはいかがでしょうか。
・自由運動できる場所を!
大型犬は運動量も多く必要なので、敷地内に小さくても庭を作るのをオススメします。
また、大型犬のパピー期は骨や体が出来上がっていないため、庭を使った自由運動を
推奨するブリーダーさんも多いため、なにかと庭があると便利です。
注意すべき点は犬の脚や肉球に負担がかからない地面にすること、脱走しないように
フェンスなどで囲うこと、日陰になる場所を用意すること、の3点です。
・家の外が見えにくい工夫を!
犬はとても敏感な生き物などで、敷地外の人や車の動きが見えないスペースを設けると安心して休めると思います。特に共働きなどで飼い主が長時間不在の場合でも落ち着ける空間の確保は必須だと思います。
・外用立水栓に工夫を!
ハウスメーカーでは簡易的な外用水道(立水栓)が標準設備に組み込まれている場合が多いですが、
犬の脚を洗う場合に受け皿を設置したり、洗った脚が汚れる前に家に入ることができる場所に設置したりするなどの工夫は必要です。
また、冬季間でも冷たくないように温水がでるように住宅会社に相談するのもオススメです。
③まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は大型犬と暮らす家作りについて、大型犬の特徴から家作りのアイディアをお話しました。
犬にとって住宅は(もちろん人間もそうですが)一生のほとんどを過ごす空間です。
皆さまの大切な家族の一員であるワンちゃんのための家作りの参考になれたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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